2010
01.10

前篇に引き続き、いよいよ今回は〈RockMusicFan’s Choice 2009〉の上位9作をご紹介いたします。さっそく気になる結果をどうぞー。

第5位 (いずれも5票)
Arctic Monkeys『Humbug』 – Official/ MySpace/ YouTube

坂梨彰吾

「デビューしてまだ4年で1st~2nd~3rdというそれぞれの点が見事に線になっていることにまず驚き、ライヴでその過程の必然性があらわになったときは驚愕と感動を覚えました。1stも2ndもこの3rdのためにあったんだ!そう思わせる一枚。多分彼ら自身はそんな自覚は全くないだろうけど。(若林修平)」

「大人しくなってつまらなくなったなど言われがちだけど、聞いていくうちにどんどん惹かれていく不思議な魅力があり、まだまだこの先に期待が持てるバンドに成長したと思う。(tatsuya)」

「個人的には三枚目でも全然息切れしてないと思う。しかも前に作ったものを焼き直したようなものじゃなく、ちゃんと違うアプローチをしてきているのに根底にある衝動性みたいなものは失われてない。アルバム通して聞いても殆どだれない。彼らのアルバムのなかでも最もすぐれた一枚だと思う。(かさや)」

「アレックスがちょうさいこうだったのでどうしても外せません(そんな理由で)、というか確認したら今年一番多く聴いたアルバムがコレ、お前どんだけアレックスさいこうなんだ……(恥ずかしい)。20代前半UKカテゴリってことで。(アソージュンコ)」




Converge 『Axe To Fall』 – Official/ MySpace/ YouTube

lainYoshi666Hidenori Yamaguchi

「今年の1枚はコレ!!メタル的アプローチに最初戸惑いを感じたけど、聴くほどにハマっていきました!先日のライブも最高でした!!(マスダケンイチ)」
「前半の流れが神懸り過ぎ!(Yusuke)」




Mastodon 『Crack The Skye』 – Official/ MySpace/ YouTube

勝徳太郎、tamakiti、かじぃ、KON

「やはりこの一枚が個人的に今年度No.1なアルバムだと思っています。恐ろしいぐらいの様変わり、それにより広がるカオスで独特な世界観、ビビリましたよね。確か今回は〈空〉をコンセプトにしてマストドン式一大叙事詩を築きあげているわけですが、着いて行くのがホント大変な世界観ながらも病み付きになりましたw 今までの重低音バリバリでラウドな感じの音楽性も良いですが、ホント一皮も二皮も剥けたような深化したマストドン、あっぱれでした!(tak41)」




MuteMath 『Armistice』 – Official/ MySpace/ YouTube

カートコベインザ・煩悩くららNo9

「細部まで神経を行き届かせたミニマリズムとインディーロックらしいダイナミズム、ダンサブルで思わず体が動くグルーヴが同居した、素晴らしいアルバム。 The PoliceもMaroon 5もRadioheadもBjorkも突っ込んだハイブリッド感がたまりません。”Goodbye”は今年のベストチューンとして推したい一曲。sogitani tsutomu

「1stが出る前からずーっと追っかけてますが、2ndにしていよいよ日本のファン掴んだぜ!!と確実な手ごたえを感じてニヤニヤしてます。うれしい。単独来日公演は自分の中での2009年ベストライブ!!(aya)」




Slayer 『World Painted Blood』 – Official/ MySpace/ YouTube

くみこ

「いい感じに初期を彷彿させててカッコいいぞ!(savior)」
「スレイヤーはスレイヤーなんだと再認識させられた一枚。(破天)」
「久々に正統派スラッシュメタルを聴いた気がします!! 最初のリフで完全ノックアウトでした!!(greytweed)」
「文句なし。敬遠してたのがバカバカしく思えるほど聴きやすく、今までの作品とも一線を画す別次元のアルバムだと思います。(Psyrock)」












第4位
Muse 『The Resistance』 – Official/ MySpace/ YouTube

TQ坂梨 彰吾kazukiAkino Hidefumi

「リリース前は、未だかつてない実験的なアルバムという評判もあったけど、蓋を開けてみればMuse史上最も大人しくメロディックなアルバム。とはいえそこはMuseで、迸る激情パートこそ少ないものの、完全にツボを押さえた安定した作風で安心して楽しめました。(sogitani tsutomu)」

「大ベテラン、唯一無二のMuseご一行様の5thですね~。もう言う事無しのあっぱれな傑作ですよね。収録曲の“United States of Eurasia”は思わずQueenの再来か!?なんて思っちゃったりw 3ピースでここまでやってけるなんてホントまっこと恐ろしいです。ハイ。(tak41)」

「これもまた別次元のアルバムでした。(Psyrock)」

(7票)












ここから大きく差をつけたトップ3!
















「あまりのカッコよさに度肝を抜かれました。King Crimsonっぽいところも魅力です。(seiko)」seiko


「デイブのドラムが聴けるってことで。(eriy)」


第3位
Them Crooked Vultures 『Them Crooked Vultures』 – Official/ MySpace/ YouTube

鈴木喜之あきこtakechangjoseph3073104E2E4、hhhushhh、yumiKokazuki、uwanosora、Opalbutter13、ヒヨスケ

「アルバムだけなら個人的には正直一番ではない感じなんですが(やっぱ生で聴きたいじゃないかコラ)、総合的なパンチ力でいったら私にとってはコレが一番かなと。うん、ヒゲだし。(アソージュンコ)」

(14票)












上位2作は、わずか1票差の大接戦!


















「これしか買ってないかもしれなくて怖くなりました…(yome)」

「たくさん聴いたし紙ジャケもかわいかった。(あきこ)」

「聴けただけでも幸せです。(acbsp)」

「底力を感じた。(Kosaku Sugi)」

「これしかないでしょ~!(FUNKY-M)」






第2位
Pearl Jam 『Backspacer』 – Official/ MySpace/ YouTube

nbykalxndr_sprtrmperica.エリザボンhigh_georgelij眠モニ、Julibra14、Opalbutter13、Kyohei Morita

「今年一番のベストアルバムはやはり、Pearl Jamの『Backspacer』ですね。よく聴きました。(R工房)」

「文句無しに今年一番ロックしていたアルバム!!デビュー当時からファンをやっていて本当に良かった。そう思える作品です。(うに)」

「前作もよかったけど、今回もよかったです。バンドがいいほうに振り切れてきてる気がします。ライブ音源フリーダウンロードもよかったです!(hhhushhh)」

「バンド史上最もオープンなスタンスで鳴らされた会心の一枚であることに疑いはないものの、着々と迫りくる終わりをすんなり受け入れてしまっているようなフシもあり、〈苦悩するパール・ジャム〉が好きな自分としては戸惑うこともしばしば。とても一口では語り尽くせない作品ですが、時を経て彼らのキャリアを俯瞰したときに、きっとこの作品がバンドにとっての決定的な折り返し点となるような気がします。(leek)」

「前向きな人生感に達した感のある曲や、人のつながりや愛情をしんみりと認識させられる曲など、曲のそれぞれに感動したアルバムです。作品自体の素晴らしさに加えて、ライヴ音源をダウンロードすることができて、さらにお得な気分を味わえました。Rockファン仲間と都合し合って、複数の音源を手に入れて聴きましたが、これもまた感動することしきりでした。(seiko)」

(19票)












そして1位を獲得した作品は!
















「絶対これ!(yellowlabel)」

「これ今年一番聴いた。(yumiKo)」

「コレはやはり外せない。(lain)」

「今年の一枚、これしか考えられないです。。(すう)」

「今年リリースのアルバムはコレしか買ってない!いまだ飽きない!(LifesABath)」

「あまりに良すぎて、ホント、自分ってクソだな~と思えてしまった。(驢馬賭DE弐瑯)」

「トリップした。(eri nakanishi)」

「He is God. 最高でした。(すとらときゃすたー)」








第1位
John Frusciante 『The Empyrean』 – Official/ MySpace

–With With、momo、青木瞬、ちりぺ chilipepper、Julibra14、うに、Opalbutter13、inoyu

「今年はこのCDで始まり、JohnのRHCP脱退で終わる年となりました。(T_T)/~~~(tomato)」

「脱退は悲しいけど、これからソロに専念して素晴らしい作品を残してほしい!(tatsuya)」

「今年はこれが念頭の時点で1位確定でした。ソロになったので、早く新しい作品を聞きたいです。(hhhushhh)」

「これだけはどうしても外せないので……因縁の一枚みたいになってしまいましたが。2009年私がちっとも会え、いや、見られなかったジョニー・マーも参加してたし。2009年はコレだけでもいい、とか言ってた。(アソージュンコ)」

(20票)






というわけで上から順にまとめると、

〈RockMusicFan’s Choice 2009 Top9〉
1. John Frusciante 『The Empyrean』 – 20pt
2. Pearl Jam 『Backspacer』 – 19pt
3. Them Crooked Vultures 『Them Crooked Vultures』 – 14pt
4. Muse 『The Resistance』 – 7pt
5. Arctic Monkeys『Humbug』 – 5pt
5. Converge 『Axe To Fall』 – 5pt
5. Mastodon 『Crack The Skye』 – 5pt
5. MuteMath 『Armistice』 – 5pt
5. Slayer 『World Painted Blood』 – 5pt

以上のようなになりましたー。世界のどこよりも日本で高い評価を得ているジョン・フルシアンテと、世界のどこよりも日本での評価が低いパール・ジャムがワンツーを決めるという、なんだかすごい結果に。募集を始めた頃からジョンがぶっちぎりで1位だったのですが、昨日のすべりこみ投票で一気に追い上げたPJが一度トップになり、その後ハナの差でまた逆転されるという熱いレースがさりげなく繰り広げられ、集計していて一人で手に汗握っておりました!

何が起こるかわからない初の応募企画だったのですが、たくさんの方のご協力を得て他のどんな媒体とも一味違う切り口で2009年をふりかえることができたのでは、と思います。聴いたことのないアルバムに出会えたのはもちろんのこと、Top3が思いっきり当サイト右カラムのタグ欄を反映したようなものになったのも予想外でした!ご投票をいただいた皆さまには、あらためて感謝いたします。また、日本のバンドのアルバムをすすめてくださった方もいらっしゃいましたので、こちらもせっかくなので後ほど紹介させていただきます。

今後もどんどんオープンな企画をやっていくつもりですので、その際には是非またのご協力をお願いいたします。2010年も楽しんでいきましょー。ありがとうございました!

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7 comments so far

Add Your Comment
  1. う~、面白かったです!皆さんのコメントもすばらしかった!
    ありがとうございました。

  2. 面白い企画をやってくれてありがとうございました。そして編集と集計お疲れ様です。
    知らないアルバムばかりでとても興味深かったです。
    皆さんのコメントが読めるのが本当に良かったです。そそられました。
    皆さんありがとうございました。

  3. 集計、お疲れさまでした!
    いろんなジャンルごちゃまぜで面白いランキングになりましたね~。
    その中で、Pearl Jam / 「Backspacer」が19票を集めて2位にランクされたことがうれしくもあり、かつ複雑でもありました。(>個人的にはPJのキャリアにおいて一番馴染めないアルバムでした;)
    またこういう企画をぜひよろしくお願いします!!

  4. leekさんお疲れ様でした。そしてありがとうございます!知らないアルバムがいっぱいあったし、ジャケ写みて「お、これ好みだなー。きいてみようかなー」なんて思うのもありました。1位~3位は確かにこれがクるであろうと思っていた3枚。確かに去年はジョンに始まりジョンに終わった1年だったなー。うむ。

  5. お疲れさんでした!
    なかなか興味深い集計になりましたね!みんな音楽が好きなんだ~!
    それにしてもコメントがこんな形で反映されるなら、もっとちゃんと書けばよかったorz

  6. >sakana4さん
    ご投票、ありがとうございました!おそらく自分自身が一番楽しめた企画です(笑)。
    今後ともよろしくお願いいたしますー

    >ジュンさん
    励ましのお言葉、ありがとうございます!
    今後も一方的にネタを投げるだけではなく、みなさんの声を中継できるようなサイトにしていきたいです。

    >you141さん
    『Backspacer』は自分の中でも決着がついていない作品なので、お気持ち非常によくわかります!それでも今年一番思いを馳せたアルバムであることに代わりはなかったので、迷わず選びました。次回何か企画をやる際にも、是非ご協力ください!

    >beeboさん
    やっぱりジャケットの説得力は大きいですよねー。beeboさんのチョイスも素敵でしたよ!ヴォルケーノ・クワイアーはギターしか使ってないのによくあんな多彩な音が出せるなあ、と感心しました。

    >マッキーさん
    ありがとうございましたー。クルーゾ警部、本当は2008年リリースだったんですけど無理矢理ねじこみました(笑)。コメントの反映のされ方については、もうちょいちゃんと説明しておくべきだったなあと反省しております……。次回リベンジしてください!

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