2010
01.14

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Johnny CashがプロデューサーのRick Rubunとともに作り上げた〈American〉シリーズより、最後のアルバムとなる『American VI: Ain’t No Grave』がリリースされます。彼の誕生日である2月26日に発売。

Rolling Stone – Johnny Cash’s “American VI: Ain’t No Grave” Out February 26th
Pitchfork – Final Johnny Cash American Recordings Album Due

〈墓などない〉という、なんともジョニー・キャッシュらしい最高のタイトルが冠されたこのアルバムには、2002年から2003年の9月12日にこの世を去るまでの間にレコーディングされた楽曲が収録されています。特に2003年3月に最愛の妻・June Carter Cashを亡くしてからは精神的にもかなり衰弱し、晩年の彼を支え続けたリック・ルービンには「もう作品を遺すことの他に生きる理由もない」と語っていたそうで、まさに彼の最後の息吹がふきこまれた作品と言えるのではないでしょうか。

〈American〉シリーズの過去作と同様に、カヴァーとオリジナルによって構成されており、Sheryl Crowの“Redemption Day”、Kris Kristoffersonの“For the Good Times”、Ed McCurdyの“Last Night I Had the Strangest Dream”、Bob Nolanの“Cool Water”といったナンバーに加えて、今回初めてリリースされる“I Corinthians: 15:55”など、死の直前にジョニーが書いた作品も収録されている模様です。

参加しているミュージシャンも、Tom Petty & The HeartbreakersなどでおなじみのMike Campbell、Matt Sweeney、Jonny Polonsky、Smokey Hormel、そしてキーボード奏者のBenmont Tenchなど、いつもの〈American〉シリーズらしいメンツ。タイトル曲の“Ain’t No Grave”では、2009年にRick Rubinプロデュースのもとアルバム『I And Love And You』(←傑作!)をリリースしたThe Avett BrothersのSeth AvettとScott Avettが参加しています。

とにかく文字通りに〈入魂〉の1枚となったすごいアルバムであることに間違いはなさそうです!リリースを楽しみに待ちたいと思います。

■Johnny Cash “Delia’s Gone”

『American Recordings』より。アントン・コービン監督。ジョニーがケイト・モスを縊り殺して埋める。

■Johnny Cash “Hurt”

『American IV: The Man Comes Around』より。マーク・ロマネク監督。一瞬映るジューンも含め、すべてが重い。

American VI: Aint No Grave
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